CAIXA -好奇心を入れる箱-
多様な働き方が生まれ、会社に依存しない自由な生き方が謳われる時代。「会社」はもはや用済み?いやいや、そんなことはないはずです。「会社の価値」について、CAIXAでこれから考えていきます。
せっかく気持ちを込めて作った記事が、すぐにインターネットの海に流され、忘れ去られてしまうのはもったいない。インスタントに消費されるのではなく、もっと奥深い世界を味わってほしい──そんな想いから開催される、Web記事について語り合い、味わいつくす座談会。
緊張する取材に臨む5分前。あるいはどうにも上手く書けない原稿を前に、ウンウン唸ってどうしようもないとき。そんな時にスマホをそっと開いて、ちょっとしたコツを見て、少しでも勇気づけられたり、よりよい記事が生まれたりしてほしい。そんなカンニングペーパーのようなコンテンツをお届けしようと思っています。
転載:PR TIMESより 移住したい県No1“長野県”をクリエイティブ人材が集まる場所へ。長野県が移住・テレワーク・副業促進プロジェクト「信州移住ラボ」を開始〜全国ローカル地域の情報発信に強みをもつ「(株)Huuuu」と共に移住の課題や疑問に向き合うコンテンツを発信〜 長野県は、県内への若年世代やクリエイティブ人材の移住・リゾートテレワーク(ワーケーション)促進のため、リアルさを追求し、移住に関する情報発信を行うプロジェクト「信州移住ラボ」を2月24日(水)に開始しまし
こんにちは、CAIXA編集部の鷲尾です。みなさん、職場の仲間と飲み会してますか?(最近はできないですよね……) 新型コロナウイルス感染症の影響で飲み会が減り、寂しい思いをしている人も少なくないのではないでしょうか。僕もその一人です。 僕はライターになる以前、2つの企業で人事として採用や組織づくりの仕事をしていました。現在もライター業と並行して、いくつかの企業の人事業務のお手伝いをしているため、「組織にとっての飲み会」は個人的に興味津々のテーマ。「組織と飲み会」について考えを
SNSを眺めていると、毎日たくさんのWeb記事に出会いますよね。ただ、読んだ時には「面白いな〜」と思っても、次の日にはもうあまり内容を思い出せない。そんな経験はありませんか? せっかく気持ちを込めて作った記事が、すぐにインターネットの海に流され、忘れ去られてしまうのはもったいない。インスタントに消費されるのではなく、もっと奥深い世界を味わってほしい──CAIXA編集部はそんな想いから、Web記事について語り合い、味わいつくす座談会を開催しました。 今回取り上げる記事は、2
「あなたの個性はなんですか?」 就職活動をしたことのある人ならば、一度は聞かれたであろうこの言葉。 脳内シナプスをフル稼働させて、それっぽい言葉を捻り出してみたものの、イマイチしっくりこない。これが本当に私の個性なのかしら……。そんなことを思ったことはありませんか? 僕は今、Huuuuという編集チームで編集・ライターとして働いています。 昨年の9月に未経験でこの業界に飛び込み、ちょうど一年が経ちました。慣れないライティングや取材に七転八倒しながらも、良い記事を作れるよう日
たったひとりでリスクをとり、責任をとり、決断をし続ける人々、「経営者」。彼らを見ているうちにふと気づいたことがある。 それは、わたしの中にも小さな「経営者」がいるということだ。わたしたちはみんな多かれ少なかれ、自分自身の経営者であり、自分の人生という事業を営んでいる。 世の経営者が会社から逃げられないように、わたしたちもまた、自分の人生からは逃げられない。鎧をかぶってこの平坦な戦場を生きぬかないといけない。わたしが経営者に惹かれるのは、きっとそれが拡大化・社会化された存在
この世界には、わからないことがある。 その事実を恐ろしいと感じるようになったのは、いつからだろう。 教育にお金をかけてもらえる家庭に生まれ育ち、小学生の頃から塾に通って中学受験をして、私立の中高一貫校に入れてもらえて。 新しい出会いへの期待を抱えて飛び込んだその先には、同じように育ってきた人しかいない世界があった。先生もまた、そういう人ばかりだった。 ここに中高6年間、ずっといるのか。 「あなたは恵まれていて、苦労も挫折も知らない」「だから人の痛みがわからない」
正解がなければ、ノウハウをシェアすればいいじゃない──まだまだ歴史が浅いWebの編集・ライティング業界を盛り上げるべく、自分なりの方法論を共有していこうとスタートした「【特集】編集者のカンニングペーパー」。 今回はその一環として、編集者・ライターの仕事道具を紹介していく企画「編集者・ライターの七つ道具」をお送りします。 執筆・編集環境は、人によって千差万別。ドキュメンテーションソフトやPC類はもちろん、デスクまわりや仕事場まで、さまざまな仕事道具が使われています。 しか
新型コロナ感染症の流行は、編集・ライティング業にも大きな影響がありました。ひとつは「テレワーク化」、そして「取材のオンライン化」。前者はチームとしての働き方を、後者は自分たちが生業としてきた取材の役割・価値を、改めて考え直すきっかけに。 「会って話すこと」と飲み会を重要視してきたHuuuuと、コロナ以前からオンライン中心のコミュニケーションだったモメンタム・ホース。いわば「会わない時代」の到来に、それぞれが様々な変化と課題を感じています。 再確認した「雑談」の価値とは?
京急梅屋敷駅から徒歩8分。路地を入った先にそのアパートはある。 南向き2階角部屋、家賃29000円の風呂なし四畳半。そこが僕の部屋だ。 木造のその建物は傍から見たらボロ屋だが、中に入ってみると意外と作りがしっかりしていることに驚く。この家の大家さん曰く、昔は腕のいい大工が街にも多かったらしい。トイレは共同だが、大家さんが二日に一度掃除してくれるので案外いつも清潔だ。 この「風呂なし四畳半」と出会ったのは昨年の9月。当時転職したばかりの僕は、都内で手頃に住めそうな物件を探し
皆さん、「ご自愛」してますか? 急に言われても……な人が多いかもしれませんが、「どうぞご自愛ください」とビジネスメールで書く、アレのことです。 世界的に未知のウイルスが流行、史上初めて「緊急事態宣言」なるものが出されて外出を自粛し、知人とも会えず、好きなお店にも行けなくなった。こんな状況だからこそ、「ご自愛」が必要なのではないか。 そう考える編集者3人が集まり、zoomで対談しました。 【登場する人】 西山武志……最近シルバニアファミリーのキャラクターたちが横一列に
緊張する取材に臨む5分前。あるいはどうにも上手く書けない原稿を前に、ウンウン唸ってどうしようもないとき。 そんな時にスマホをそっと開いて、ちょっとしたコツを見て、少しでも勇気づけられたり、よりよい記事が生まれたりしてほしい。そんなカンニングペーパーのような連載です 編集者やライターの皆さん、原稿書いてますか? 書くのって難しいですよね。僕もいまだに正解がわかりません。なんとなく見つけた「自分にとって正解っぽい書き方」を頼りに、今日もキーボードを叩いています。 そんな正解の
CAIXA編集長の友光だんごです。「編集者」と名の付く仕事について8年くらいになるのですが…… 記事書いたり編集したりするの、めちゃくちゃ難しくないですか? 何が一番難しいって、「正解がない」こと。 例えば、記事を書く際に「こうすると上手くいくよ」的なノウハウはあるっちゃあるのですが、全てに適用できるわけではない。なぜならインタビュー記事と一言で言ってもビジネスからエンタメ、ローカルのおっちゃん取材までジャンルが多岐にわたり、それぞれに最適な書き方は違うから……。 頑
「文学部なんて行って、就職は大丈夫なの?」 文学部生であれば、耳にしたことがある人も多いことばだと思います。かくいう僕(『CAIXA』副編集長・小池真幸)も、哲学や歴史を研究する人文系の学部出身。近しいことは何度も言われました。 ましてや、文系で大学院まで行く人は、場合によっては“世捨て人”だと思われているかもしれません。 そもそも日本は、先進国でほぼ唯一、博士号取得者が減少の一途をたどっている国。ただでさえ、研究者は厳しい環境に置かれています。しかも「文学部不要論」が
「生産性の高い時間を過ごしたい。そのために集中して作業したい」。常々そう思ってはいるのですが、なかなか難しいです。 僕は集中力にかなり偏りのある人間で、マンガを読んだりゲームをしていたりするときは寝食を忘れて十数時間ぐらいぶっ続けでやれたりするんですが、苦手な作業は2分ぐらいで集中が途切れてしまうんですよね。 それで、「ゲームやマンガ並みにめっちゃ集中できる仕事に就けば、すごく結果を出せてお金持ちになれるかも!」とか思ってたんですが、文章を書くのが苦手なのに編集や執筆の仕
「10年後はこんな仕事がなくなり、こんな仕事が生まれる」 「誰もが“好きなこと”で食べていけるようになる」 「論理的思考力はAIに代替されるので、アーティスティックな感性を持つ人間が活躍する」 …世の中には、さまざまな“未来予測”が溢れています。 終身雇用、年功序列、郊外の一軒家…20世紀には当たり前だったもものの価値がゆらぎ、誰もが大きな不安を覚えているからこそ、「未来はこうなる」といった言説を求めてしまうのかもしれません。 “一億総未来予測社会”に突入しつつあるいま
8月。バンコクはとても暑かった。 高いビルが立ち並び、人々の熱気と喧騒が混じりあう。シモダテツヤと徳谷柿次郎は、日本から遠く離れたタイにいた。 23歳でpaperboy&co.(現GMOペパボ。以下、ペパボ)に入社後、24歳でWebメディア「オモコロ」を立ち上げ、29歳でバーグハンバーグバーグ(以下、バーグ)を起業。その後、9年の歳月を経て社長を退任し、1年間タイの山奥へ移住。それがシモダテツヤの経歴だ。 一方の柿次郎は、シモダの元部下。極貧生活を送っていた大阪時代、イ