CAIXA -好奇心を入れる箱-
多様な働き方が生まれ、会社に依存しない自由な生き方が謳われる時代。「会社」はもはや用済み?いやいや、そんなことはないはずです。「会社の価値」について、CAIXAでこれから考えていきます。
せっかく気持ちを込めて作った記事が、すぐにインターネットの海に流され、忘れ去られてしまうのはもったいない。インスタントに消費されるのではなく、もっと奥深い世界を味わってほしい──そんな想いから開催される、Web記事について語り合い、味わいつくす座談会。
緊張する取材に臨む5分前。あるいはどうにも上手く書けない原稿を前に、ウンウン唸ってどうしようもないとき。そんな時にスマホをそっと開いて、ちょっとしたコツを見て、少しでも勇気づけられたり、よりよい記事が生まれたりしてほしい。そんなカンニングペーパーのようなコンテンツをお届けしようと思っています。
京急梅屋敷駅から徒歩8分。路地を入った先にそのアパートはある。 南向き2階角部屋、家賃29000円の風呂なし四畳半。そこが僕の部屋だ。 木造のその建物は傍から見たらボロ屋だが、中に入ってみると意外と作りがしっかりしていることに驚く。この家の大家さん曰く、昔は腕のいい大工が街にも多かったらしい。トイレは共同だが、大家さんが二日に一度掃除してくれるので案外いつも清潔だ。 この「風呂なし四畳半」と出会ったのは昨年の9月。当時転職したばかりの僕は、都内で手頃に住めそうな物件を探し