CAIXA -好奇心を入れる箱-
多様な働き方が生まれ、会社に依存しない自由な生き方が謳われる時代。「会社」はもはや用済み?いやいや、そんなことはないはずです。「会社の価値」について、CAIXAでこれから考えていきます。
せっかく気持ちを込めて作った記事が、すぐにインターネットの海に流され、忘れ去られてしまうのはもったいない。インスタントに消費されるのではなく、もっと奥深い世界を味わってほしい──そんな想いから開催される、Web記事について語り合い、味わいつくす座談会。
緊張する取材に臨む5分前。あるいはどうにも上手く書けない原稿を前に、ウンウン唸ってどうしようもないとき。そんな時にスマホをそっと開いて、ちょっとしたコツを見て、少しでも勇気づけられたり、よりよい記事が生まれたりしてほしい。そんなカンニングペーパーのようなコンテンツをお届けしようと思っています。
「文学部なんて行って、就職は大丈夫なの?」 文学部生であれば、耳にしたことがある人も多いことばだと思います。かくいう僕(『CAIXA』副編集長・小池真幸)も、哲学や歴史を研究する人文系の学部出身。近しいことは何度も言われました。 ましてや、文系で大学院まで行く人は、場合によっては“世捨て人”だと思われているかもしれません。 そもそも日本は、先進国でほぼ唯一、博士号取得者が減少の一途をたどっている国。ただでさえ、研究者は厳しい環境に置かれています。しかも「文学部不要論」が