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【特集】会社の価値

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多様な働き方が生まれ、会社に依存しない自由な生き方が謳われる時代。「会社」はもはや用済み?いやいや、そんなことはないはずです。「会社の価値」について、CAIXAでこれから考えてい… もっと読む
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#caixa

企業から“飲み会“はなくなるのか?──内向的な日本人のための組織内コミュニケーション論

こんにちは、CAIXA編集部の鷲尾です。みなさん、職場の仲間と飲み会してますか?(最近はできないですよね……) 新型コロナウイルス感染症の影響で飲み会が減り、寂しい思いをしている人も少なくないのではないでしょうか。僕もその一人です。 僕はライターになる以前、2つの企業で人事として採用や組織づくりの仕事をしていました。現在もライター業と並行して、いくつかの企業の人事業務のお手伝いをしているため、「組織にとっての飲み会」は個人的に興味津々のテーマ。「組織と飲み会」について考えを

文系の学問って会社でも役立つの?スタートアップで働く大学院生と考える

「文学部なんて行って、就職は大丈夫なの?」 文学部生であれば、耳にしたことがある人も多いことばだと思います。かくいう僕(『CAIXA』副編集長・小池真幸)も、哲学や歴史を研究する人文系の学部出身。近しいことは何度も言われました。 ましてや、文系で大学院まで行く人は、場合によっては“世捨て人”だと思われているかもしれません。 そもそも日本は、先進国でほぼ唯一、博士号取得者が減少の一途をたどっている国。ただでさえ、研究者は厳しい環境に置かれています。しかも「文学部不要論」が

「会社の価値」は、生き様の“映し鏡”である|『CAIXA』副編集長・小池真幸

ふと周囲を見渡すと、ほんとうに多くの人たちが、「会社の価値」について話をしていると気づく。 フリーランス、副業、「会社に依存しない、自由な生き方」……。 かつて存在した、20世紀的な「会社の価値」に疑問を差し挟むことばを、よく見かける。 編集ギルドHuuuuと編集集団モメンタム・ホースの2社が合同で運営する『CAIXA』の特集「会社の価値」内で、副編集長である僕・小池真幸もコラムを書くことになった。 いい機会なので、これまでの人生を振り返り、「会社の価値」についてどう